それまで使っていたノートンとウィルスバスターからカスペルスキーに切り替えたのは確か2008からだったと思う。
ノートンは完全に殺せなかったり、アンインストーラで削除しているはずなのにLive Updateやらライセンス管理クライアントやらが常駐で残ったりするのがいやで使うのをやめました。DAWで作業してると余計なプロセス動かしたくないですよね。
ウィルスバスターは、あるバージョンで突如、ものすごく重くなってしまい、それで使用を中止。また、一度定義ファイルのちょんぼで起動に大変長時間かかるようになったことがあったでしょ。夕方のニュースにも出たくらいですよね。
カスペルスキーは、完全に殺せるので、DAWの作業で必要になれば殺したりもできたし、差分スキャンでフルスキャンをかけることもできたり・・・また、Exchange Serverにも対応していたので非常に使いやすかった。それが乗り換えた理由。
今年も6ライセンスをゲットして更新・・・のつもりでした。というか更新しました。
そこでいろいろトラブルが起きました。下記の相性です。
- IOデータの地デジチューナカード GV-MVP/VS(ドライバは3.25)
- T.C. Electronicのオーディオインタフェース Konnekt 24Dとドライバ(64bitにも対応する2.4β)
- kasperskyのプロアクティブディフェンス(おそらく)
で、うちのDAW環境は
- ASUS P5Q pro/C2Q 9650/RAM 8G
- nVidia GF GTS250/1394カード/Duende PCIe/Konnekt 24D/LiquidMix
- HDDはSATA2で1.5TB x 3, 1TB x 2, うち2代はMarvellの方に接続
- Win XP SP3 (x86)/Win Vista (x86)
- その他、手持ちのUSB接続のオーディオインタフェースのドライバをいくつか(IKのとかNIのとか)
で、問題ですが、発生経緯はこんな感じ。
- Vista でGV-MVP/VSをインストール、動作確認
- XP/Win 7RC(x64)で、GV-MVP/VSのドライバだけインストール(デバイスマネージャで「?」が出るのがいやなので)
- ここでXPでトラブル。TC NEAR 2.4βと相性が悪く、GV-MVP/VSを「デバイス無効」にして解決
- Vistaではとりあえず動いてはいたのだが、あるタイミングでカスペルスキーの負荷が妙に高くなり、すっきり終わらなかったり、起動時にGV-MVP用の常駐アプリが立ち上がらなかったり。
- それまでVistaでは問題が出ていなかったのでカスペルスキーを2009から2010へアップ。問題深刻化w
- まずハードの衝突は、Vista環境をDTMでは使わないこととしてTC NEARをアンインストール(デバイス無効だけではだめだった)→たぶんCPRMの関係でIOのドライバがシステムのサウンドデバイス類をチェックしてブロックするか、CPRMのための何かをやろうとしてその応答待ちにでもなっている?
- 2010の方は何度も再インストール。どうやら以下のことに留意しつつ、いくつかの設定を行えば安定っぽい。
- インストール直後に簡易スキャン等で、システムのドライブを全部スキャンしているが、それが終わるまでは遅くて重い(初期スキャンの優先度がなんだかおかしい)
- プロアクティブディフェンスで、カーネルへのパッチ云々・・・のところを無効化。ちなみにXPで2010にアップしたら、デフォルトでチェックはずれてましたが?それがVista/7だと有効な模様。
- 処理は「手動選択」で。ヒューリスティックで自動選択だとどうも良くない。
この設定をしたところVistaでも安定。
その後WinXPを2010に上げたが問題発生せず。他にもNetbook、Bootcampで2010にアップして問題なし。
されど。
やはりDAW用にモノをいれているXPのノートPC(C2D T7700)でトラブル。まーこいつは2年使ってきて、レジストリとかも壊れてる可能性もあるのだが・・・やはりある操作をしているとハング。地デジでデータ見てたりするとハング。シャットダウンがうまくいかなかったり。これもたぶん一晩くらい放置してドライブを全部舐めさせたら解決するかも?
似たような環境の方、ご注意くださいませ。
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