また夏休みの時期になったので、このサイトにいらっしゃる方も、 「韓国旅行」とか「韓国の気候」といったキーワードでいらっしゃる方が増えてきました。 いままで2005/5/12にＧＷ前後の気候について書いたり、2004/12/03に１年間（と特に冬場）の気候について書いたりしましたので、７月も下旬になる、このエントリーでは、７月～９月の気候を書いてみます。 １０月～１２月についてはこちらに書きましたのでご参考にしてください． まず、ご参考までに、私の７～９月の韓国の経験は・・・92年8月、99年7月末～8月、2000年9月中旬の３回のみですので前置きしておきます。(その他、衛星やらスカパーで見たニュースの知識などもありますが・・・)
梅雨と台風
この時期は6末～7末の梅雨、そしてその直後から始まる台風シーズンが観光の妨げとなります。 まず梅雨（チャンマ）ですが、7/20頃に明けるのが標準的なようですが、日本から北上した梅雨前線がある程度形を整えたまま残っている年もあります。そのようなところに、台風が比較的近海を通るなどすると、活性化した梅雨前線によって大雨が降ることがある、というのが７月末の韓国の天候で怖いケースです。 (余談ですが、６月の韓国には2001年に20日の前後、2002年にはワールドカップの時期に2回、2004年には梅雨前に1度いったことがあります) 梅雨の雨は比較的強いものがスコールのように降るイメージです。現地の人など、サンダルで歩いている人も多いくらいです。 私が行った中では99年にそのようなケースがありました。また、2002年にも同様のことがありましたし、確か2001年：ワールドカップの前年にも台風でサッカーのスタジアムに被害が出た記憶があります。 また1992年のバルセロナオリンピックの時も・・・たまたま韓国に遊びにいっていたのですが、台風の接近のために雪岳山の見物を断念し、同じように断念してソウルに戻る韓国人にまざって、白バスでソウルに帰ったこともあります。 私が台風男なせいなのか、どうも7～9月に行くと、台風の１つ・２つに遭遇してしまうのですが、確か2002年の8月に行った知人はそのような台風には出くわさなかったとか。こればかりは年にもよりますし、また、台風が来る場合でも1週間間隔程度は開きますから、滞在のタイミングにもよるようです。この時期に観光にいらっしゃる場合は、万一台風に遭遇した場合にホテルでぼ～っとしなくてもいいように、バックアッププランも立てておくことをお勧めします。
温度と湿度
ソウルと釜山でもちょっと違います。釜山は海沿いですので寒暖さは比較的穏やか。夏の気温もソウルほど高くならないはずです。ソウルは内陸性であることと、それから95年頃から急に普及したエアコンの影響なのか、かなり気温があがります・・・
7月末～8月
観光ガイドブックなどでは「日本よりも湿度が低く、すごしやすい」なんて書いてますけど、それは昔の話ではないかと・・・ 確かに若干湿度は低いようには思いますけれど、99年8月5日にソウルに居たときには、日中最高気温39.5度なんてことがありました。ここまであがると湿度が若干低いことなんて関係なく暑いですよね。 ただ、朝夕は内陸性のため（ソウル）日中の気温よりも下がりやすいので若干しのぎやすい感じはあります。 安宿系の場合、まれにクーラーがない部屋もありますから、宿を決める前にクーラーの有無を確認したほうが良いと思います。
9月
台風さえこなければ良い天候が続き、観光向きではあります。8月がメインシーズンですので9月に韓国にくる台風は少ないのですが・・・ 気候的には東京よりは涼しいのですごしやすいと思いますが、晴天の日は東京の方が多いかな。 個人的なお勧めは10月～11月上旬です。この時期は紅葉もあるし、天気も大変良いので屋外観光にはもってこいです。もし可能なら航空券も安くなる10月～11月に行くことをお勧めします。
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