Intel謹製のベアボーンのNUCの他、実家近所のパソコン工房でみかけて気になっていた安売りベアボーンキットの Magi をゲットして組んで見ました。
小型スリムケースにECS製のH67チップセット採用mini-ITXマザボ、150ワット電源込のものです。
マザボにはPCIe x16(?)のソケットがありますが、ケースがスリムのため、実際上使用不可能です。
実家に夏に持ち帰って組み上げたPCパーツを移植しています。Core i3 2125+DDR3-1600(xmp) 4GB x 2、OSはこのメモリーにバンドルしています。
前に載せていたケースの関係で風神slimをくっつけていて、リテールクーラーは自宅におきっぱでした。このキットのケースでは高さ58mmの風神slimは組み込み不可能です。急場凌ぎで、Celeronの1番安いの(TDP 65W)を買ってきて、クーラーをこのキットに流用、CPUは、もともとcore i3 を載せてたマザボに組み込むことにしましてとりあえず流用。
基本的に配線済みですから、光学ドライブとSSDをベイマウンタに取り付けて、CPU、メモリー組み込み、電源とSATAケーブルをつないで終わりです。配線済みみすも起こり様がない!
SSDは、アイオーデータの東芝製ドライブのやつが安かったので2.5インチのを使いましたが、マザボにmSATA/mPCIeの口もあるので、入手可能ならmSATAのドライブをのせてベイの方には2.5"HDDを載せるというのもありでしょうね。
もっとも、マザボにはSATAの口が4つありますから、SSDはケース底面にテープ固定にして、マウンターにはHDDという手もありましょう。
BIOSのデフォルトがAHCIではなくIDEなので、それに注意してOSを入れましょう。最近のは「あとでAHCIに切り替え
」をやると、クラッシュするケースが多いです。
起動時の微妙な時間のかかり方がcore i3だなぁ、という結果になりましたが、スリムドライブや、mSATAのSSD、DDR3-1333のメモリーなどがあまっているなら、お得キットです。
されど。
問題は排熱です。
ivy世代のCeleronのリテールクーラーを流用したせいではないと思いますが、デフォルトのファンコントロール設定では、フル画面でFlashのビデオ表示(hulu.jpあたりの動画)して、CPU使用率20%+動画再生支援をしただけで、室温15度以下の状況でもCPUが40度超えます。(コアだけでなく、パッケージで)
吸気が弱く、また排気もそれほど風量がありません。
ファンを増設した方が良さげです。
立て置き時の上面ファン外して、底面と側面吸気ファンを追加するともう少し冷えそうなんですけどね。
今後の課題とします。
マザボにBluetoothついてるし、USB3の口もあるしで、温度の問題が解決すればいい感じのケースですね。
あとmSATAのドライブの手配ができればそれで組めば良さそう。
メモリーは、xmpで1600が出るのですが、このマザボでは、1333の動作となります。
USB2.0の口が比較的多数外に出ているので、Wi-Fiは、USBで小さいのをつければ十分ではないでしょうか。
SATA3.0(6.0GPS)の口が二つあるので無理やりにでもSSDとHDDを載せるのが良さげですが、mSATAも悪くないのでは。
エアフロー、それからECS製品のアップデートはわかりづらいってのが我慢できれば良い選択肢。
投稿情報: Nicky | 2013/01/03 13:26