我が家のKontaktはLPCを使う時のために、メモリへのプリロードを最小(Kontakt 3では24kbだったはず)にして、DFDするような設定にしてありました。
先日KOMPLETE 6を買ってきたのはいいものの、とりあえずは新製品のアップデータが1つ出るまで様子見を決め込んでいるので、以下Kontakt 3.5の話です。
ちょいと過去のプロジェクトを再ミックスする用事があって立ち上げて作業。過去のプロジェクトで、以前はE6700でバッファを2048にしてあっぷあっぷだったものが、Q9650だとVistaで1024でASIOゲージが90%いっていても音飛びなし。まぁ、安全を見て2048に再設定しましたけどね。ゲージはこれで60%未満になりました。
この辺のプロジェクト、オーディオやらシンセ・サンプラー系の重いトラックはフリーズがかかっているのでkontaktは起動されません・・・ので、設定とか確認してなかったんです。そうしましたらですね・・・
melodyne editorのβ版が出たので、ユーザの方は色々遊んでるところだと思いますが、うちでも、アコギのコードストロークのサンプルで、内声をいじってあそんでみるか、とAcoustic Legendsを久々に立ち上げてみました。Kontakt 3.5から起動です。画面下の鍵盤をクリックするも・・・音が出ない?
instを読み込んで、MIDIのデータも行っているのに音が出ない。はぁ?KP2.24も残っているのでそちらで立ち上げると無事に音も出ます。さらには他のKP対応のライブラリ:たとえばChris Hein Guitarsとか、KPではないけれどAkoustic Pianoとかだと、きちんと音が出るのにAcoustic Legendsだけはだめ。
latencyを長めにしたままだったので、一旦それを512に戻してみたら、なんか「ぷち」とか聞こえてきました。「はぁ?」
同じキーを二回叩くと、二回目からは綺麗にサンプルが再生されます。
どうやらデータの読み込みの問題っぽい。それでコンフィグを開いて見ると・・・Kontakt 3.5からDFDのあたりの設定がかなり簡略化されてますよね?プリロードの容量が、これまた1桁小さいのが「最小値」になっている様子。それで、ロードが間に合わずに音が出てなかったみたいです。
KP2のDFDの設定では最小値が24kbでしたから、それに合わせて6kb -> 24kb に設定しなおしたら、無事に音がつながるようになりました。
焦ったなぁ。3.5で試しておいてよかった。これでKontakt 4にしてたら、問題の切り分けできなかったかも・・・
プリロードの量はもう少し最適値を探ってみてもいいかも。
もう一つ。その古いプロジェクトの方の話ですが、あるチャンネルで、t.c.のオーディオインタフェースに内蔵のDSPのコンプ+EQをかけていました。ミックスを聞いてみたらどうもその音が聞こえてないんですわ。ただ、そのグループチャンネルのフェーダーのとこまでは来てるっぽいのでエフェクトを切ってみたらきちんと音が出る。そうしたらfabrik-Cのプラグインの動作がおかしかったっぽいです。
もともとfabrik-c, fabrik-rって、オーディオインタフェースから別出力として読み込めるようになってましたよね。そのあたりのルーティング関係なのか・・・出力が拾えてなかったのでデバイス設定から出力チャンネルを設定しなおし、fabrik-Cを挿し直したら音が出ました。
それにしてもKonnektのドライバ、はやく64bitに対応せんかなー
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