ジパングの放映が始まって1ヵ月半ほど。
主題歌(OP)はAudio Rulezという若いバンド(「若い」って書いてる私が年寄りか(藁))、
エンディングはBEGIN。
個人的にはイカ天の頃からBEGINは苦手だったせいもあって、
エンディングはいまひとつという感はありますが(曲はいいし
BEGINにあってるけど)
それで、この番組のオープニング(OP)の「羅針盤」なのです。
AUDIO RULEZとは、今のところまでシングル3枚をメジャーリリースしているバンドだそう。
放送(の録画)で聞いたり、番組の途中で宣伝もしているだけあって、いわゆるサビメロを
相当繰り返して聞いているせいもあるのだろうけど、いや、なかなかいい曲という気が
してきました。
ただ、前にも書いたとおり、このアニメにあうかどうかは、まだ「?」ですが、曲はいいですなぁ。
昔、アニヲタの先輩が大学のサークルにいて、随分とアニソンをバンドでやりましたが、
いやーこの曲のサビ(Cメロ)いいですなぁ…バンドフォーマット(バンドだし)だから
そのままできるし。
それはそうとして、G2,B,Dsに打ち込みと、生ストリングスという編成で、
ロックな上、オンエア用にミックスも相当にコンプかかってますが…
このフォーマットでベースが結構上の方でウニウニ遊んでるんですよねぇ。
うまい人だってのはわかるんだけど、このフォーマットでそこまで動かれると
ちと下がおろそかな感じはするなぁ。
最初あまり、どうか、と思ったのは、どうもそのあたりなのかも。
ただ、サビはほんといいです。シングル買っちゃおうかな。
↓amazon.co.jp へのリンク。
2004/11/26夕方追記:
アマゾンで買おうかと思いましたが、今日渋谷に出たついでに店頭で買いました。
乗り換えの合間にと思ったら、駅前のTSUTAYAはSOLD OUT!
結局タワーレコードまでいきました。3曲入り。「羅針盤」以外の2曲は多分20代の人なら同感できるって類の曲でしょうな…(念のため:BEGINが歌うエンディングの方はこのCDには入ってません)
あ、ベースの人、うまいですよ。若いのに(^^;)
TSUTAYAで売り切れってのはなんでなのかなー?3曲目を聞いてたら渋谷始発の、なんてフレーズが
出てたんで、ひょっとしたら活動の中心が東急とか井の頭線沿線で、TSUTAYAでプロモとかやったのかもね。
CDシングル(マキシ)を買ったので、もうちょっと分析することにしました。
なぜ曲はすごくいいのに、主題歌として違和感を感じたのか・・・
この「ジパング」という物語ですが、主人公は二人ですよね。
片方は自衛官の二佐(旧軍でいえば中佐)、もう一人は旧軍の少佐。年齢的には、正確な設定は
忘れたけど、防大出の二佐(角松)というと40とか、それくらいかと。草加少佐の方は、物語中でも
出てきたけれど、確か35前半くらい超エリート(参謀だし)という設定のはずです。
このAudio Rulezの皆さん、多分、20代半ばくらいだと思うのですが…歌詞の持つ世界、
それから歌声がやはり世代相応という感じなのです。幹部系なら三尉~二尉あるいは
旧軍の少尉~中尉、あるいは下士官・兵か…
そこが、佐官クラスの二人(30台後半~40台前半)が主人公として展開している
「ジパング」を読み、あるいはアニメを観ていると、まぁ私の年齢がそういう世代の方に近いせいも
あるんでしょうけど、感情移入してみていると、歌の世界がちょっとばかり若く感じられて
それが違和感になっているのではないかと思います。
とはいえ、ほんと曲はいいですよ。ABC三部形式のお手本ともいえるし。
曲作ってる人、アレンジやってる十代の人とか、参考にしたらいいと思うな。
(ついでに、最近多すぎる駅前パフォーマンス系の人たち:ボーカルはもっと練習した方が
いいですよ。その辺ちょっと勘違いしてる若い人が少なくなくて、聞いていて辛いものがあります。
Audio Rulezの増田氏、いい声してるねぇ~歌うまいし。)
おまけの情報:
パソコンでこのCDを聞くとき、特に、
Media Playerでヘッドフォンで聞くときですけど、
SRS WOWエフェクトは切ったほうがいいです。
ミックスが相当がんばっているので、変な細工をすると
聞きづらいだけです(特にベースが中域にパワー集まっている感じがするので、それがSRS WOWと相性が悪いみたいです)。
投稿情報: NS | 2004/11/26 19:22