大学時代の先輩の某氏から筒美京平ヒストリーというCD8枚組(4枚組x2)を借りて聞いております。
一応念のために書きますが、作曲家です。歌謡曲系の…歌謡曲でいいかな???
J-POPなんて小ざかしい呼び名が付く前の、いわゆる、歌謡ポップスの作曲家というのが一番しっくりくるような気がします。
いしだあゆみの頃から、このCDでは97年頃(ピチカートファイブなど)まで、時代時代から数曲選んであるんですが、やはりボリュームがあるのは、新御三家とかいわれた西城秀樹・野口五郎・郷ひろみ、同時代で南沙織・麻丘めぐみのあたりから、近藤真彦・小泉今日子のあたりですかねぇ。
テレビでいうと、日テレの紅白歌のベストテンから、TBSのザ・ベストテンが終わるくらいまでですから、本当に歌謡曲ポップスの全盛期にちょうど相当します。ご自身でアレンジしていない時期も相当に入ってはいるんですけど、歌謡曲としての、いい曲目白押しですよねぇ…
流行った頃にかなり小さかったので、良く覚えてない曲もありますが、今回発見した(?)のは、野口五郎の「オレンジの雨」ですな…
いや、どういうことかというと。やはり10代後半くらいからバンドを相当にやって来ましたから、二十歳頃までとそれ以降で音楽の聴き方ってどうしても変わってきますよね。野口五郎氏の歌は、高校入ったころ以降ほとんど聞いたことなかったですから、今、改めて聞いてみて発見したのですが。
けっこーコブシビブラート効いてるんだ!
・・・はい、ひっぱりましたが、そういうことです。
CD8枚分聞いて、今きいてもかっこえーなー、と思う曲も数曲。たとえば
- 尾崎紀世彦「また逢う日まで」
- 大田裕美「九月の雨」
とか。こういうのをバンドでやることを正当化する理由が思いつかずにバンド活動停止中であります。
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