まぁ最近、よく来ること来ること。皆さんのところにも
『○○だよ!久しぶり~
最近胸が大きくなって~』
みたいなスパムメールたくさん来ませんか?
今はこれを処罰する法律とかも弱いし、また、海外発信だと手に負えないこともかなりあります。
最近うちに来るのだと、日本語だと日本国内か韓国・中国。英語だとアメリカ・オランダその他におよびます。
ということは、これ、日本だけで対処してもしょうがないんですよね。そうなると全世界的な枠組みが必要です。
その昔、私はアマチュア無線をやってました。今も無線従事者の免許証の方は有効ですが、無線局の方の免許状はもう期限切れ失効して久しいです。当時使っていたコールサインも誰か他人が使っているのでしょう。
でアマチュア無線が開拓した周波数帯というのもありまして・・・具体的には短波帯ですね。昔は長波・中波が通信の主流で、黒点の影響を受けやすい短波は実用されてなかったのですが、その後、低出力でも遠くに届きやすいことがあることがわかって、業務に圧迫されたという歴史があります。
その後、有限の電波資源の利用管理ということで、日本だと電波法と関連規則などで利用制限されてきています。
素人が使える無線は、確か、アマチュア無線、市民無線、特定小電力、免許不要(FMトランスミッターとか)の4種類があります。操作の資格が要るのはアマチュア無線だけ、あとは資格は不要です。
免許状(無線局の免許状、いってみれば車のプレートナンバーみたいなもの)がいるのはアマチュア無線と市民無線だけ、あとは免許状不要です。
これらは、電波の周波数や出力に限定をつけ、それが及ぶ範囲を狭めているのでこういう免許不要のものを準備できたのですが…
一方でコンピュータのネットワークですが、旧式の、たとえば、初代のペンティアムでも、全世界にメールが発信できてしまいます。ネットワークのインフラさえつながっていれば。そういう意味で、無線にたとえるならば有効伝達範囲あるいは、被害が及ぶ範囲は、特定小電力とか免許不要などの範疇を大きくはずれてしまっているわけですよね。
だとしたら、これは世界的に法による規制が必要なんじゃないでしょうか?
操作の免許も導入することが望ましいようには思いますが、まずはイントラネットを超えるsmtpサーバの設置を要免許化するところから。やましいことをしていなければ、当初は届出制で問題ないと思いますが…数年後に検査を必要とする制度に段階発展。
またsmtpもIPv6などとあわせて変わっていくものと思いますが、発信者の特定ができるようなプロトコルに変更し、各国官庁で管理。こうでもしないと自前サーバでのスパム発信者が後を絶たない様に思いますが…
当然、いままで無免許でできていたものが要免許になることには、現在のユーザからの反発も出るでしょうけど、昨今のスパムの多さを見ると、そうでもしないことにはどうにもならないような気が…
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