YOMIURI ON-LINE / 芸能・文化:ヨン様ら韓国俳優4人の写真集問題が和解…在庫を廃棄
まずは、和解成立は良いことだと思います。
文春側も、まぁきちんとした対応でよかったのではないかと…
ただ、韓国リピーターかつ(趣味ではあるけど)写真や音楽をやってきたものとしては、これを単純な一件にはしてほしくないのです。
どういうことかといいますと…
韓国を旅されている方なら、お気づきの通り、韓国の街には、さすがに10年前に較べると減ったものの、ロイヤルティや契約などなんのそのの不法コピーが未だに出回っていますから。
この4・5年だけでも、たとえば、広末涼子さんって韓国でも一部に根強いファンがいるのですが、彼女の写真集の一部を無断複製して、こともあろうに風俗店のビラに使うなんてのは朝飯前です。
古くは宮沢りえの「サンタフェ」も海賊版が出回っていました。
そういう表層的なものの他、こういうのもありました:
「日本の演歌を韓国の無名歌手に歌わせたテープ」
「日本の曲からのメロディラインのパクリ」
「ドラマなどで、日本の漫画等からのストーリーや設定のパクリ」(まぁこれは日本でもアメリカあたりからぱくっていることもあるけど)
確か、私の記憶では、いま、第一興商だったかが、韓国の作曲家組合みたいなところから、無断でカラオケを作成し、著作権・隣接権を侵害した、などとして、訴えられているはずですが…日本で訴えられたら日本の国内法で裁かれますから、和解するなり、あるいは戦うなりせざるを得ないと思いますが、その際に是非!
韓国コピー商法の実態にメスを入れるべく、日本から現地調査隊を送り込んでほしいのですよ>権利団体・権利管理団体殿。
もともと韓国国内では、スターの肖像権などが非常にゆるく、実際、コンサート会場などはカメラ持ち込み放題でしたから。
今回は
「日本の」
「大出版社の」
「文春が」
肖像権などクリアせずに発行してしまったので、
「いっちょふんだくってやるか」
という感じで販売停止・謝罪を要求してきたように感じられることは確かであります。
・・・韓国のショービジネス・芸能界って、スターの派手な面しか日本にいると見えてきませんが、まだまだ幼稚な部分があったり、規模も小さいのが実情です。たとえば、先日LIVE FASTというイベントが、実績の無い企画社によって実施され、前日までにほぼ実施が無理であることが確定していたにもかかわらず中止されず、そのため現場が当日大混乱、当日になって開始時刻を過ぎてから中止、ファンの暴動…という事件があったそうですが、これなんかはまだまだ幼稚なレベルにある韓国芸能界の裏側を垣間見せているかもしれないですね。(この件については、特に日本から参加された皆さんに金額的+α償がされますことを祈っております)
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