直前のエントリーの続き。
なんであせってセットアップしていたかというと、2月末からしばらくアメリカ出張が入っていたため。
自宅へのアクセスをするのにいくつか方法があるが、VPNを使って実現することを考えた。
PPTP(サーバ)対応のルーターで、ルーターを使う方法、
ルータから自宅内のPCのどれかへPPTPを使って接続する方法、
それから SoftEther を使ってアクセスする方法
このあたりを思いついたわけである。
まず、最初の二つは、今回に限ってはNG。というのは、NECのSmartVisionのクライアントソフトが
イーサネットの物理的アダプターを特定して、そのインタフェースを用いて接続する仕様になっているため。
そこで、消去法的に SoftEther を使うことになる。これは仮想LANインタフェースを増設し、そのレイヤーで接続するというオソロシイ仕組みで、昨年はいろいろ話題になった代物。
ver1.0につづいて今年2.0のβ公開中。
ver1.0ではHUB側でも仮想のイーサインタフェースを動かして、そいつをLANにブリッジさせる必要が
あったのだけれど ver2.0ではHUB側ではブリッジの必要はなく、サーバソフトに機能内蔵だそうな。
おまけに認証もいろいろ選べるようになっていて、NT/ActiveDirectoryを動かしているような場合は
そちらのドメインでの認証も選択可能。
まぁ動かしてみました。
日本でスループットを測っておけばよかったんだけど、時間がなく、ぶっつけでアメリカへ。
結果ですが・・・
どこがネックになっているのかは調べてみないとわからないけれど、800kb/s程度のストリームでも相当フレーム落ちが出て、まぁ、鑑賞に堪えません。
うちのリンクアップスピードが1Mb/sだから、そこがまず一番大きなネックか・・・
光ほしいなー
ホテルのLANがいまひとつ不安定で、メールサーバに届かなかったりいろいろトラブル続出。
あと、Windowsのサーバ系にはSoftEtherは入れない方がいいですな。ウィザードでIIS他の
コンフィグをするときなど、ブリッジ状態のインタフェースがある際にはそこが立ち上がっていないと
コンフィグが続行されない(アボートされる)様子。
自宅に入れたWindowsのサーバであるが、コンフィグのやりなおしのあと
修復インストール+Windows Updateによる hotfix適用しました・・・が、KB88xxxx という
とあるフィックスを適用しようとすると rdbss.sys が壊れてしまうのか、フィックスが適用されず、
それなのにroll back がかからない結果再起動すると立ち上がらない、というフィックスが
ひとつ存在する。
それで実はインストールやりなおしたのですが・・・ドメインに唯一のサーバでこれやってしまうと、参加していたPCを移動させるのが結構大変。
プロファイルの吸出しって・・・移行ツールで吸い上げて移すしかないのかなー?
コメント