GW前に書いておけば良かったなぁと思いつつ,旅行者向けの韓国の天候情報を,
春先~6月くらいまでのスパンで書いてみます.
梅雨~夏の気候についてはこちらを参照してください→梅雨~夏の韓国の気候
年末年始など冬の気候についてはこちらを参照してください→年末年始・冬の韓国の気候
なお,この内容はこれまで私自身が旅行して感じたことと,このサイト内のページなどで掲載した情報サイトから得られるグラフなどの数値を元に書いています.
なお,4月~6月の韓国には
1991年GW,
1999年4月中旬,
2001年6月20日前後(梅雨入り前後),
2002年GW後半~中旬,
2002年6月のワールドカップの頃に2回,
2004年GW
と,計7回行っています.
4月は,東京よりは若干肌寒い感じがします.天候は,GW後くらいまでも日本と同様です.4月は少し雨が多いような記憶があります.
ソウルで,緯度が仙台くらいにあたりますから,桜も東京よりは少し遅いです.
GWの頃になると,肌寒い感はほとんどなくなり,はれた日の日中屋外が汗ばむくらいの陽気です.
本州以南に居る方なら普段の格好でいいと思われます.
雨については,10日いれば2日くらい降るかな?という感じ.
1990年頃までは4月というと韓国の学生運動が盛り上がりデモ行進などが頻繁にあった時期ですが,
キムヨンサム大統領以降は,大規模な学生運動の話はあまりきいていません.
(左翼的な学生運動集団はある程度存在し,米軍相手にデモをすることはあります)
6月に入っても,20日頃に梅雨入りするまでは過ごしやすい気温が続きます.
その後梅雨は7月下旬まで続きます.韓国では梅雨は「チャンマ」と呼ばれています.
入梅直後,6月末か7月上旬に3日~1週間ほど,はれた天気が続くことがあり,この時期に韓国に行った人は
「梅雨でもあまり雨が降らない」
と錯覚することがあるようですが,そんなことはありません.
しっかり降ります.現地の学生などはこの時期,靴ではなくてビーチサンダルのようなものを履いて
ソウル市内を歩いていることさえあるくらいです.
この後,韓国にも夏が訪れ,ソウルなどでは日中35度以上にもなることがありますが,それはまた後日の話題に.
注意点としては7月下旬の梅雨明け前に韓国に台風が接近し,大雨を降らせることがあります.
昨年は日本でも上陸した台風が多くて諸々の設備がくたびれてしまって大災害につながりました.
韓国の場合は一発アウトということも結構ありようです.7月下旬~8月上旬に旅行する場合は
現地入りしてからも台風の動きには十分な注意が必要です.
この件についてはまた7月中旬くらいになったら書いてみます.
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