まぁ、どうでもいい話なんですけどね。
なんで「ベスト」と言い切れるのかもわかりませんが。
某巨大SNSの某コミュで昨年1度、それから今年1度、どうやらスティングレイ使いの方が「ポストに2巻き(2巻き半だったか)がベスト、それにあわせて、隣の隣のポストのあたりで弦を直角に曲げて切る」とお書きになっているのを見かけました。
まぁ、それはそれでいいのでしょうけど・・・ダダリオのロングスケール弦だと、フェンダースケールのベースで、フェンダータイプのマシンヘッドの配置かつストリングポストの径があのサイズなら、切らないままで、ちょうど、上から下に巻ききれるんです。弦が交差したり重なることなく。2巻きだけ巻くのと、全部巻くのとで違いは
- 2巻きの方が全部巻きに比べて、ナットへの押し下げの力が軽くなることがある(スティングレイで使っているポストだとテイパーがついており2巻きでも下にうまく下がるようになっている)
- 巻くこと自体は回数が少ないので2巻きが楽ではある。
- 曲げてから切れば、巻き線のほどけが起こりづらいが、それなら切らない方がほどけは圧倒的に起こりづらい
ってあたりだと思います。フェンダータイプだと寸胴のポストなので、下向けに押しつけてくれる物がないので、回数を巻くことで上の方の摩擦を使って下向きに押しつけて巻くイメージ。
現行のスティングレイでつかわれているような、テイパー付きのポストだと、細めだし、また、下向きに転がる感じで押しつけが入るので、回数を巻くのは大変ってのもあります。
他にDRでもおなじように、切らずに巻けます。
個人的には回数を巻いた方がナットへの押しつけ(=いわゆるテンション感を生みますね、「テンションバー」使うのと同じで)が強くて好きですが、まぁ、好みもあるでしょう。緩いのがお好きなら巻く回数を減らして、ポストのかなり上の方から巻くとよろしいかと。
某巨大SNSで、昨年はこういうことも書いたのですが、それすら納得できないそうで(笑)
今年は不毛なので、ブログの方に書いてみました。
ナットへの押しつけ感を好みのものにする調整で巻き数を加減された方はそれでいいと思いますが、単に「長いから切る」って方は、切らないことも含めて色々試してみては如何かと思います。
ちなみに、私がリペア等で使うショップの場合には、あらかじめ指定して、切らないで巻いてもらうこともあれば(フーチーズさん)、何も言わなくとも切らずに巻いてくれたショップ(basicさん)もあります。
自分の場合は、長さが余ってしまって、ポストに巻ききれない場合や、ミュージックマンなどの要に回数を巻かなくても下げ方向の力が加わるもの/巻きづらい物以外は、弦交換で切ることはないです・・・ダダリオとDRしか使ってませんけど。
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