gigabeat-V801ですが、自分的には、基本的にはワンセグ・ビデオ端末として使うのを主、補助として音楽を再生というのが正しいように感じつつあります。
いまのところのビデオのソースは、毎日の朝のニュース番組なのですが・・・
いままでだと、バッチ処理で朝、TVで録画した後、WMVにエンコード・転送っていう一連の作業をしなければならんかったんですが、ワンセグでそのまま録画できるというのは、確かに便利。そのまま持ち出せばOKなんですもん。
一方で、それだけだと、暇潰し用:たとえば出張とか、遠距離移動の時に見るものが足りなくなりますね。
ってことで、他のビデオソースを確保したいぞ、と。
ウィンドウズのMCEを使っていて、テレビをそれで録画できる人なら、そこから転送するのが楽そうですが、あいにく家にはMCEも、ビスタもなし。XPは数台あるのですけどね。
そこで、アテネオリンピックの前くらいに、NECから出ていたビデオサーバのAX-300を活用することにしました。
なぜかLANケーブルが断線していて、一週間ほど使えていなかったのですが、やっと新しいLANケーブルを挿して、復活(ほっ)。
こいつの便利なところは、WOWOWやらBSのアナログ放送を本体にはmpeg2で記録しておいて、それをクライアントPCにmpegで転送できるところ。また標準でついている連携ツールを使うと、転送とかWMVへのエンコードを、本体の録画予約とも同期してバッチ実行できます。
普段、ファイルサーバとして、準24時間起動しっぱなしのノートPC(pen-M 1.6GHz)で、このツールを動かしておくと、リアルタイムは無理でも、放送終了後、数時間で、WMVエンコした映画ファイルができあがり。
あとはそれをネット越しにgigabeatに転送してやればOK。
エンコードの品質で800kbpsを超えないようにしておけば、モバイルデバイスにドラッグ&ドロップしてやるだけです(笑)
実際には、エンコードのパラメータ(やらアルゴリズムやら)をいろいろ試してみる必要がありそうなのと、このツール、動画のフレームレートとして29.7が選べないのです・・・
NECってたまーによい、マニアックな家電を出してくれていたんですが、経営が技術畑から、昔「三流」とまでいわれた営業系に変わって・・・こういう面白い製品は出せなくなったようですね。デジカメとかシリコンプレイヤーとかも製品化できなかったり、製品化しても精神論で中断させられたり・・・
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