なんだか「ミックミク」がJASRAC登録されたとかで世間は盛り上がっているようですが、このエントリーはそういう話題ではなくて。
一昨日、ミクを使ってちょっと音を作っていたのですが(コーラス録りのガイドメロ)、これがCubase4.1 + LiquidMix の環境でrewireするとcubaseが応答待ちハングするんですな。参った。結局、rewireせずに作業することと相成りました。MIDIデータをあらかじめつくっておいて単体起動、一度rewireしてテンポデータ取得、以降、スタンドアロン動作。
そんなに作り込むようなモノでもなかったので、スタンドアロンで音をきいて「まこんなもんか」っていうレベル(ポルタメントとか音長の調節くらい)で各トラック(3パートのコーラス)をwav化。さぁ、cubaseへ・・・ってところで・・・
グループチャンネルを立ち上げて、オーディオトラックを3つ作成してそこへルーティング。しかるのちに3本のWAVを貼り付けたら・・・あれ、音が汚い?
なんというか、倍音が変なところに入っていたり、あと微妙にタイミングが違うっぽくて妙なうなりを生じてるような。
昨日クリプトンに「rewireとwavで音がかなり違う、後者が汚い」と問い合わせてみたらvsqを送れということだったので、テンポマップつくる傍ら、WAV吐き出しをやりなおし、新規プロジェクトでvocaloid rewire trk1-3をグループ1,wav吐き出しをグループ2として、プリフェーダーでスペアナ通してみたら・・・
rewireとwavで、スペクトルがかなり違う!!!!
んです。僕のところで、今回作ったデータだと
1. rewireの方が音量が若干小さい(ほんとにわずかに。おかげで位相反転しても少し音が残ります)
2. wavの方は下(100Hz以下)・上(特に10kより上?)で変なスパイクというかピークが出ます。特に高域にノイズっぽいのが大きい。
ピークを見ると視覚的にわかると思います(ここでは割愛)。
まぁ、音で聞いてもわかるくらいの差なのでスペアナなら一目瞭然。
データのインポート時の変換やらディザリングやらもあるんでしょうけどね。
ミクでデータ作っている方、特にコーラスものを作っている方はrewireとwavで音の差があると思うので注意してください。(特にジェンダーいじってるとでるのかも?私は今回は3パートでジェンダーをそれぞれ若干ずついじりました)
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