むかーし、まだPCのメモリ空間がフロッピーディスクの容量と対して差が無かった頃、変換辞書の高速化のためにRAMディスクに辞書を置くなんて事やってましたよねぇ。
そんな技術が、32bit OSの通称3GBの壁・・・を超えて実現されたそうな。
方々でもういろいろかかれているようですが、ブツは gavotte ramdiskという中国(か台湾か?)製のドライバ。
http://www.chweng.idv.tw/swintro/ramdisk.php
上記リンクからDLできます。ram 4gのレジストリを登録、ramdisk.exeをクリック・・・再起動。
これだけで、ノートPCの4GBのメモリの1GB分がRAMディスクに。
ベンチマークをしてみたら、内蔵の2.5"/SATA/120GB/5400rpm (WD製)と、比べて、読み込みで100倍くらいのスピードが出ていました。
書き込みだと100倍はなく、せいぜい50倍~75倍といったところ。それでも早い。(C2D T7700(2.4GHz), DDR2-667 2GB x 2)
一方で、CPUの方は、ベンチマーク時に見ていたら、両コアの使用率はそれぞれ50%前後。
HDDからデータをコピーするのにかかる時間の100分の一で終わる反面、その間のCPU使用率はグンとあがるわけで。トレードオフですな。
ただ、ノートパソコンでオーディオを扱っていると、wavのクリップをカリカリアクセスに行くのは、システムまで逝ってしまいそうで怖いので、それなりに心理的な安心感はある。
ちょっと使い方を考えてみて、それからデスクトップへの導入を考えてみたい。
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