MacBook White (early 2009)の時も、買ってすぐにメモリーを2GBから4GBに変更したり、HDDを120GBから500GBに換装するためにバッテリーコンパートメントからごにょごにょしたのですが、今回も案の定、購入即裏蓋開けで、パーツ交換しました。
- メモリーを2GBx2から8GBx2に
- メインディスクをSSDに
- 光学ドライブをHDDに
メモリー交換
安い方のモデルは2GBx2です。開けてみたところ、hynixのチップを使ったモジュールが2枚ささっていました。
作業で一番大変なのは、裏蓋のねじを、頭をつぶさずにあけることです。いや、まじで。裏蓋はかなり無理をして閉めている印象。蓋を押さえながらねじをまわすと少しは開けやすいようです。
交換用には、ADATAの8GBx2のセットを買ってあったのですが、実家に帰省して近所のショップにいったらSillicon Powerの8GBx2のセットが安売りになっていたので、念のためにこの2枚組も購入しておきました。
何が心配だったか、というと・・・デスクトップ用のADATAのDDR3モジュールはDDR-1600と書いてあってもXMPプロファイルを手動指定する必要があるモジュールが存在することによります。
2012のMacBook PRoはDDR3-1600のメモリーが使用できるようになっていますが、Win機の様にBIOSからオーバークロックプロファイルを指定するなんてことはできないようなので要注意です。
パッケージ越しにみたときに、SilliconPowerのモジュールはチップがエルピーダ製だったので、まずこちらから試すことにしました。結局ADATAのは開封せずでした・・・
新品のMacBook Proなので、ディスクを使って起動せずに外すことも考えたのですが、以前にHDD交換の際のbootcamp領域複製でオリジナルのHDDから起動せざるをえなくなったことがあり、そのときに初期設定をするのは非常にかったるいので、今回は動作確認・初期状態点検をかねて、まず4GBメモリー+500GB HDDで一度起動してAppleID設定以外の初期化を済ませておくことにしました。
そしてメモリーを交換した後はこんな表示:
ベンチをとったわけではありませんが、無事にDDR3-1600認識されているようです。CL11(DDR3-1333でCL=9のモジュールを1600で使うとありがちな数値)なので、将来、もう少しCLが早いメモリーが出たら交換することにします。
HDD+光学ドライブ→SSD+HDD
光学ドライブのほうに使うパーツはMacbay2です。
これおすすめですよ。必要なドライバー類がついている(T型番のドライバーって買える店は多くはないし)こと、それから光学ドライブ用のUSB接続ケースがついてくることとか。お勧めできないポイントは、作業手順が機種ごとに違うんだけど「そんなのわかるよね?」的なところ。まぁ、保証無効になりそうな作業だからそれでも致し方ないか。個人的には「どのコネクターをはずすのよ?」ってのがわかりづらかった。アンテナのケーブルっぽいものを外そうともがいていました。
HDDからSSDへの換装は、正直、MacBook Whiteよりも簡単かもしれません。トルクスクリューを差し替えるのが面倒だけど、正直もはやなぜトルクスクリューなのかという理由に「ユーザに対するいやがらせ」以外の理由を見いだせないところだけ面倒です。
私のMacBook ProにはHitachiの500GBのものが載っていました。製造はJun 2012。載せ換え用に入手しておいたHDDは、偶然にもHitachiで、1TBです。去年MacBook WhiteのHDDを1TBに換えたときは9.5mm厚のドライブは流通が少なくて・・・アマゾンでSamsungのやつを買ったんですが、それよりは安心かなー。個人的にはWestern Digitalのも好きです。
日立製同士並べてみたかったので記念写真。SSDは、ちなみに、Crutial m4の256GBです。コスパはまぁまぁ。今ならもっといいのもあるかも。
システムの環境からディスクの認識具合を確認。というか、リンク速度の確認は必要。光学ドライブの方のポートがどう認識されるか心配でした。SATA2.5以下ならSSDでスピードを損しますからねぇ。
それが杞憂で、どうやらHDDの方もSATA3(6Gbps)でつながっているようです。(スクショは省略)
そして、最後になりますが、忘れちゃいけないのがtrimの有効化。TrimEnablerというアプリを拾ってきてTrimを有効にして、再起動するとTrimが効き始めます。
その他
今回はほぼ新規インストールだったのでSSDとHDDの間でのデータの載せ替えも簡単でしたが、使用中のマックでディスクを乗せかえると、そのあたりで容量が多くて大変なこともあるようです。またLibraryを単純にシンボリックリンクでHDDに動かすとかもできなかった(やったが起動しなかった)ので、今後大容量の音楽作製アプリ(DAW用の音源ライブラリー)などを入れるときは随時必要に応じてHDD側を指定したり、インストール後に移動させたりの必要がありそう。
SSDにした効果ですが、デスクトップ機(Winだけど)で経験していた通りの起動の速さ、快適ですよ。
最後になりますが、改造は自己責任でどうぞ。AppleCareとか効くのかな、これ。
最近のコメント