勢いでSennheiser PXC-300を買ってから5日目。毎日15~20時間は再生しているのでエージングもそろそろ60~70時間を突破かと思う。
第4世代のiPod Photoだと、特にEQしなくても、音量を上げることでそれなりの音になってきたように思われる。(つまり中域が出ているので、聴感上落ちやすい低音と高音をもちあげれば良く、本体でEQのラウドネス(これは中域が落ちる感じ)を設定するか、音量を上げるかのどちらかということだと思う)
第5世代のiPod (80GB)でも、それなりの音量を出せるなら結構きける音になる。僕のやつは、あまり音量を上げるとアンプが歪む・・・ようなのでちょっと問題有りかと思われるが。
いずれにせよ、かけ具合もいいし、どの音楽ソースでもそれなりの音になるので重宝。個人的には第5世代+EQでbass boosterを入れた上で、ノイズキャンセラーを動作させて聞くのが好きである。これをドンシャリという人もいるかもしれないけど、音のバランスからいけば、ノーマル状態ではちょっと中域が出過ぎな気がするので、それがカットされてちょうど良いくらいではないか?
一方で、K28NCと比べると、密閉の度合いの差、それから低域の素の状態での出具合の差のため、ノイズキャンセルの強さでは、K28NCの方が好ましいような気は確かにする。
今度の長時間フライト、はたしてPXC-300で十分なんだろうか・・・
K28NCの方は、いままでSONY MDR-CD900STを使っていたところで代わりに使ってみている。ただし、EQである程度音を作った状態で。もう少しエージングさせてみてから、また持ちだそうとは思うが、第5世代iPodとは相性が悪そうなので、もっぱら第4世代iPodと組み合わせることになりそうだ。(第3世代とかの音も聞いてみたい気もする)
余談ではあるが、K28NCは相性があると書いたが、私の手持ちソースで相性が良かったのは・・・すぐに思い出せないけど^^; たとえば、韓国のスージー・カン(カン・スージー)の7枚目以降とか。ボーカルの声質的に、いやな音域の成分が少なく、おかげで特に下をカットしなくてもボーカルが埋もれてこないのが良かった。岩崎宏美なんかでも、曲にもよるが割と相性が良い曲もあった。全滅に近かったのは岡田奈々とか浅田美代子か。(って、どんなソースきいとるのw)
今の時点でどちらを勧めるかと聞かれたら、やはり個人的にはSennheiserを勧めたい。
AKGはソースとの相性が厳しすぎる。Sennheiserは、多分、bass boosterを入れて使う必要があると思う。
また、人によっては、ノートPCなどで作業しながら、空調などの環境雑音を遮断するためにこのノイズキャンセリングヘッドホンを使う人もいるかもしれない。PC自体がノイズ発生源であるので、ノイズキャンセリングを動作させた時にノイズを拾うケースもあると思われる。私が持っているPXC300とK28NCでは、K28NCの方がノイズを拾いやすかった。ノートPCのパッド脇に手のひらをアンカーさせてタイプするのが私のタイピングのスタイルだが、直接に平をPCに押しつけると、グラウンドループができるようで、特に右チャンネルに(私の場合は)ハムが発生した。PXC300の方では特に気づいたノイズは拾っていない。
ところで、結局EQをかけっぱなしで聞くようになったので、Arvelの外付けのバッテリーパックを購入してみた。USBで充電する1700mAhのヤツ。もっとでかいのもあるのかもしれないけど。
多分アップル公表のiPod 80GBで20時間の再生ってのは、新品バッテリ満タン128kbpsエンコ(=ディスクからの転送量少なめ)、EQなし、音量小さめ・・・とかではないかと思うので、音量大きめ+256~320kbps+EQ入りの私の使い方だと、20時間は持たないと思われる。
出張も飛行機だけで10時間くらい、その前の移動やら待ち時間をいれると、無充電で15時間程度は音楽を聴くことになりそうなので、外付けバッテリーは安心。
・・・
Appleがどこかの音響メーカーとコラボして、ハイグレードオーディオモデルでも作ってくれれば良いのだが。大きさも往年のウォークマンプロまでは私は許すけどね。もっと音がしっかりしているモデルが欲しい。小ささや再生時間の長さ、ビデオとかは二の次で。
コメント