ちょうど昨日のエントリーを投稿したら偶然にもそれがiTunes 7.6+QT7.4のリリース日。
さっそく入れてみた。
VBRのバグ、直ってる。改修したという点ではapple, GJなんだけど。
前のバージョン(iTunes 7.4.x)でエンコしたのは、少なくとも11月上旬・・・7.5が出たのがいつだったかはっきり覚えていないのだが、256kbpsのVBRで、256kbpsでエンコードできるように改修するのに、2ヶ月もかかるのか???
7.5.1とかのマイナーフィックスバージョンをとっととリリースすりゃ良かったのに。
この数ヶ月、不具合が修正されるまでリッピングお預けモードだったので、結構リッピングしたい曲がたまってるんだけど。
Leopardの一件といい、iTunes 7.5といい、私の中にはAppleを信頼しきれない何かが芽生えてしまった・・・
まぁ、もう一回、iTunes + iPod関係で似たようなチョンボやったらユーザ離れをよびますよ、アップルさん。
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・・・と、思いましたが。
いまよーくエンコされたデータを見て、ちょっと失望しました。
ってのはですね。
単に、VBRで表示が狂っていたのをiTunes上で(多分ファイルのプロパティに書き込む値を変えただけだと思う)、エンコード時に指定したサイズにしただけ、です、今回のiTunes 7.6 + QT 7.4.0のフィックス。
ってのは・・・
実は打ち込みなどでミックスダウンしたWAVから、ミックスのチェック用にAACにエンコードして iPod に入れて持ち歩いたりするのですが、去年、7.5に上げた直後にエンコードした時に
281kbps
となっていたVBRエンコードのものがあります。iTunes上で見ると、演奏時間は3:38です。
それよりも前に同じ長さのものをiTunes 7.4で256kbpsでエンコードするとファイルサイズは6962KBでした。
281kbpsと表示される、iTunes 7.5でエンコしたもののファイルサイズは 7,561KBです。
7561 x 1024 x 8 / 214 = 282 x 1024なので、ほぼ表示ビットレートで計算合います。
で、今回の 7.6 + QT7.4でエンコしたものは・・・実は7.561KBなのです。つまり、表示が変わったのみで、作成されているファイルのエンコードのビットレートは依然大きなままです。
これは実はゆゆしき問題では、と思います・・・というのは
・実際には256kbpsよりもデータ量が多いエンコード方法なのに小さめのビットレートを申告している
・エンコード方法としては、最低ビットレートを256kbpsにしているようなので、若干音質は良いはず
ということで、不当競争某市の観点からまずそうに思うのですが。
公正取引委員会にでもちくってしまおうかしら。
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