なんといっても、私にとっての魅力は大容量の点。現在80GBのモデルまであって、高めのビットレートでデータを作ってもCDにして1000枚程度は入りそうなところが魅力。(現在、7000曲、600枚強で55GB程度;データはAAC 320kbps(CBR)か256kbps(VBR))
しかし、音の面では不満も結構多い。
最近ずっと書いているけれど、特に現在の5G 80GBモデルに関しては、中域の下(250~500Hz)あたりにちょっと嫌なピークがあって、歌物など聞いていて気になる事が多い。このクセが組み合わせるヘッドホンによっては強調されてしまうので、問題が大きいと感じている。
厳密にチェックするならiTunes/AACのエンコーディングの問題なのか、AACのデコーダーの問題なのか、iPodのアナログ部分の問題なのかチェックの必要があるのだろうが、トータルで見ると上に書いたように中域の下の音の問題に集約。低音も大きめのヘッドホンで聴いてみると、ドライブ能力が欠けているせいか今ひとつではあるが。
7月にソニーのネットワークウォークマンAシリーズを手に入れたのだが、やはり音の仕上げはこちらの方が好みである。それもあって、2ヶ月ほどはずっとこちらばかり聞いていたのだが・・・旧タイプのAシリーズはMP3には対応しているがAACはデコードできないため、AACで作成してしまったライブラリーがそのままでは使えない。iTunesなどでAACからMP3への再エンコをして必要な曲だけデータを作っているが、これはこれで面倒。
最近のスティックタイプのネットワークウォークマンはAACに対応しているらしいので、評価用に一つ購入してみるか・・・
今から思うと、やはり90年頃のウォークマンに、しっかりしたCDプレイヤーとカセットデッキで作成したカセットテープが一番いい音がしてたように思う。
95年頃に「スタミナウォークマン」とかいいだしてから、ポータブルプレイヤーが長時間再生の方向ばかりを向くようになってしまって、音質が今ひとつのものが増えたような気がするな。
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