この単語が出てきたのは、多分、ローランドがMT-32という往年の銘記(?)というか、有名まマルチティンバー音源モジュールを発表して、PC上のシーケンサーを使ってそれなりの演奏を、一台の音源で作成できるようにした頃だったと思う。これが、多分1987年前後のことだったのではないかな。
Macの初代が世に出たのが、確か1984年。直前にはLisaなんてマシンもあったような。1983年?
このMacが Desktop Publishing(DTP)という単語をイッキに広めたおかげで派生したのが、このDTMという単語だったと思う。
いまや、CPUもディスクも十分に早くなりまして・・・
1992年頃に、pro toolsの初代のI/FをMac II fxにつないで、ハードディスク200MB(メガバイトだよ!)で、16bit/fs = 44.1kHz/4trの録再ができて「すげー」っていってたのがウソのよう。
個人的にはヤマハのQY700シリーズとか、ローランドのVS800とかのあたりまではついていってたんだが、digital performerとかの"DAW"からは音楽あんまりしてなかったから・・・今になって、VSTが使えるツールを揃え直しているという感じ。
で、DTM=desktop musicなわけですが、どうもこの単語は、DTPとは違って、安物でてきとーにつくった音源・音楽ってイメージがついてまわってました。ホンモノの機材はラックとか、スタジオにでーんと存在している、というか、存在していて欲しい、というイメージだったので。
なのでそういうのはMIDI制作とか、音楽プロダクションとか呼んでいたんですが(私)、最近は、いわゆるDTP系のツールでスタジオを統合的につくって、そのなかにン百万もするようなビンテージエフェクトのモデリングのやつをぶちこむなんてことがされてるんですね。
・・・DTMも出世したもんだ。
コメント