読売新聞からの一部引用:
リンク: 「日本海」の呼称、韓国が「東海」との併記主張…国連会議 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).
「単一主権領域を越える地名」に関する議題で取り上げたもので、韓国、北朝鮮代表はそれぞれ、「日本海という呼称は、植民地主義の残滓(ざんし)」などとしたうえで、「関係国に合意がない現状では、併記が唯一の現実的な解決策」などと主張した。
これに対して日本側は、「同会議は個別の地理的呼称を議論する場ではない」とし、「日本海という呼称は、19世紀初めから国際的に定着したもので、国連をはじめ国際機関でも唯一の呼称として確立されている」などと反論した。
議論を受けて議長は、3か国に協議を促すとともに、「個別の国が特定の名称を国際社会に押しつけることはできない」などと述べ、日本の主張に理解を示す形で議論を終えた。
同会議は、地名の表記方法や用語の定義など技術的な問題を協議するために、専門家らが参加して5年に1度開催されているもので、韓国、北朝鮮は1992年の会議から同様の主張を繰り返してきた。
東京新聞からの一部引用:
リンク: 東京新聞:呼称で国連会議 『日本海』三つどもえ:国際(TOKYO Web).
韓国は、十九世紀まで国際的には複数の呼称が存在し、朝鮮では過去二千年間、「東海」と呼んできたとし、「複数国に囲まれた海域を一カ国だけが名付けることは正当化されない」と主張。韓国の調べによると、世界で販売される地図の23・8%が「東海」と「日本海」の併記になっていると指摘し、「併記しか実現可能な解決策はない」と訴えた。
北朝鮮も「植民地の名残である日本海を認め続けることは異常だ」と、日本政府に名称変更を求めた。
これに対し日本は▽日本海は十九世紀前半に欧米で確立された歴史的、国際的に唯一の名称▽世界六十七カ国の教科書や地図の大多数で使われている標準名称-と反論。「朝鮮だけで使われる名称を国際的に認められた日本海と争うことは受け入れがたい」とした。
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